北欧の国、フィンランドは家をとても大切にするそうです。
フィンランド地方の厳寒の冬は、一日の中で、明るい時間より暗い時間が多く、またそれが長く続くということもあって、“自宅の居心地の良さ”をとても大切にしているのです。
まず寒さ対策として、窓ガラスは3枚、玄関ドアは二重になっている住宅もあるのだとか。
まずは暖かさへのこだわりですよね。
またその他にも、十分な収納、使いやすいキッチンなどにもすごくこだわるそうです。
このあたりは、少し日本と似てるなと思いました。
また、「家は住人そのものを現すモノ」とも言われているそうです。
簡単な壁の塗り替えなどの改装は自ら行ったり、
インテリアの形や素材、ドアの取手のデザインなど細部にもこだわります。
またインテリアの中には 親から子へと引き継がれたアンティーク家具や食器などを、さりげなく使うそうです。
とにかく家の中での居心地にこだわるのです。
皆様の家へのこだわりは何でしょうか?
家具や照明、壁紙など、何か一つでも自分のこだわった部分を入れるだけで、満足のいく居心地の良い空間が出来上がるでしょう。
日本の家も素敵ですが、家を大切にする国、フィンランドにも行ってみたいなと思いました。
設計室 寺井