
毎日の暮らしの中で、料理・洗濯・掃除といった家事は避けて通れないもの。
そして、その家事のしやすさを大きく左右するのが「間取り」と「家事動線」です。
キッチンから洗面所までの距離、収納の位置、廊下の幅。図面の上ではわずかな違いに見えても、動線がスムーズかどうかで、日々の負担は驚くほど変わってきます。
一戸建てや注文住宅で暮らす方は、いま住んでいる住まいに、どのような不満や後悔を抱えているのでしょうか。
そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、事前調査で「一戸建てに住んでいる、もしくは注文住宅を購入した」と回答した全国の男女200名を対象に「家事動線・間取りのストレス」についてのアンケートをおこないました。
| 「家事動線・間取りのストレスに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年7月1日 ~ 7月9日 調査対象者:事前調査で「一戸建てに住んでいる、もしくは注文住宅を購入した」と回答した全国の男女 有効回答:200サンプル 質問内容: 質問1:今の住まいで「家事がしづらい」と感じる場面はありますか? 質問2:どのような場面で家事がしづらいと感じますか?(複数回答可) 質問3:間取りについて「もっとこうだったら」と感じる・後悔している点はありますか? 質問4:具体的にどのような点ですか? 質問5:理想の住まいで魅力を感じる動線の工夫は何ですか?(複数回答可) 質問6:共働き・忙しい毎日の中で、住まいに求める「時短・ラクになる工夫」は何ですか?(複数回答可) 質問7:家事動線や間取りについて、今の住まいで困っていることがあれば教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
まず、今の住まいで「家事がしづらい」と感じる場面があるかどうかを聞いてみました。

その結果、「よくある」が12.0%、「たまにある」が16.0%となり、合わせて28.0%が、家事がしづらいと感じる場面があると回答しました。
一方で、「あまりない」は37.5%、「まったくない」は34.5%となり、合わせて72.0%が家事のしづらさをあまり感じていないと回答しています。
多くの方が大きな不便は感じていないものの、およそ3割の人が何らかの家事のしにくさを抱えていることがわかります。家事は小さな動作の積み重ねだからこそ、間取りや動線のわずかな使いにくさが、日々の負担へと少しずつつながっているのかもしれません。
では、具体的にどのような場面でしづらさを感じているのでしょうか。
「家事がしづらい」と感じる場面があると回答した方に、どのような場面でそう感じるのかを聞いてみました。
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最も多かったのは「収納場所が使いにくい」で、44.6%でした。
次いで「料理中の作業スペース不足」が39.3%、「掃除のしにくさ」が37.5%、「キッチンと洗面所の往復」が32.1%、「買い物後の収納」が30.4%と続きました。
上位には、収納やキッチンまわりに関する項目が多く並びました。
しまう場所が使いにくかったり、料理中の作業スペースが足りなかったりすると、毎日の家事に少しずつストレスが積み重なっていきます。
家事のしづらさは、大きな不便というよりも、こうした「ちょっとした使いにくさ」の積み重ねとして感じられているのかもしれません。裏を返せば、収納とキッチンまわりを丁寧に計画するだけで、暮らしの快適さは大きく変わるということでもあります。
続いて、今の住まいの間取りについて「もっとこうだったら」と感じる・後悔している点があるかを聞いてみました。

その結果、「ある」が29.5%、「ない」が70.5%でした。
多くの方は今の間取りにおおむね満足している一方で、約3人に1人は、住み始めてから「こうしておけばよかった」と感じる点があることがわかります。
では、具体的にはどのような点なのでしょうか。
質問4では「ある」と回答した方に、その内容を聞いてみました。
● キッチンとリビングが遠い(30代・男性)
● キッチンが狭いうえに横一列になることを求められる。母と2人で使うとスムーズに動けなくてイライラする。(30代・女性)
● 子どもがキッチンの中まで入ってきてしまうので、どこかで仕切りを作りたかった。(30代・女性)
● 部屋数を減らし、一部屋を広くとって開放感を出せばよかった。(40代・女性)
● 部屋を通らなくても2階から3階に行けるようにしてほしい(40代・女性)
● 収納とコンセントがもっとほしい(50代・男性)
キッチンとリビングの距離や、キッチンの狭さなど、家事動線に関する不満が多く見られました。あわせて、子どもの動きに合わせた仕切りの必要性や、部屋の広さ、階段まわりの動線、収納・コンセントの不足を挙げる声もありました。
間取りの後悔は、見た目の好みよりも、実際に暮らしてから初めてわかる「使い勝手」に関するものが多いようです。だからこそ、設計の段階で“暮らしの動き”をどこまで具体的に想像できるかが、後悔を防ぐ大きな鍵になります。
続いて、理想の住まいで魅力を感じる動線の工夫は何かを聞いてみました。
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最も多かったのは「家事ラク動線」で、41.5%でした。
次いで「玄関収納・土間収納」が35.5%、「キッチンから水回りへの近さ」が27.0%、「回遊動線」が23.5%と続きました。
なかでも支持を集めたのは、家事の負担そのものを軽くする「家事ラク動線」でした。
家事ラク動線とは、料理・洗濯・片付けといった作業を、短い移動で効率よくこなせるように工夫された間取りのこと。たとえばキッチンからパントリー、洗面・脱衣室へと一直線につながる配置は、その代表例です。
玄関収納・土間収納や、キッチンから水回りへの近さも上位に入っており、日々の家事や片付けをスムーズにしたいという意識がうかがえます。理想の住まいでは、見た目のよさだけでなく、「短い動きで暮らせること」も同じくらい重視されているようです。
続いて、共働きや忙しい毎日の中で、住まいに求める「時短・ラクになる工夫」は何かを聞いてみました。
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最も多かったのは「収納の多さ・使いやすさ」で、46.5%でした。
次いで「料理しやすいキッチン」が46.0%、「掃除しやすい間取り」が45.0%と続きました。
収納・キッチン・掃除という、毎日繰り返す家事に直結する項目が、いずれも高い割合で並びました。忙しい日々の中では、特別な設備よりも、「しまいやすい」「作業しやすい」「掃除しやすい」といった日常の使い勝手が求められているようです。
家事にかかる時間や手間を減らすには、動線だけでなく、収納の位置や広さ、キッチンの作業性、掃除のしやすさまでを一体として考えることが大切なのかもしれません。
最後に、家事動線や間取りについて、今の住まいで困っていることを聞いてみました。
● 歩く距離が長い(30代・男性)
● キッチンが1人でしか使えない仕様になっていること。(30代・女性)
● 廊下の横幅が少し狭いので、廊下に物を置くと歩くスペースが狭くなってしまうこと。(30代・男性)
● 子どもの朝の準備が大変。(40代・女性)
● 台所と居間が離れているので配膳が面倒(40代・男性)
● 段差や畳の部屋が多く、ロボット掃除機が使えない(50代・女性)
歩く距離の長さや、キッチンと居間の距離など、移動の負担に関する声が目立ちました。
あわせて、キッチンの狭さや廊下の幅、子どもの朝の準備、段差による掃除のしにくさを挙げる声も。
家事動線や間取りの困りごとは、毎日の移動や作業の中で、少しずつ負担として積み重なっていくもの。日々の暮らしをどれだけ具体的に思い描けるかが、快適な住まいづくりの分かれ道といえそうです。
今回の調査では、28.0%が今の住まいで「家事がしづらい」と感じる場面があると回答しました。家事がしづらい場面としては、「収納場所が使いにくい」が最も多く、料理中の作業スペース不足や掃除のしにくさなど、収納やキッチンまわりに関する悩みが上位に並んでいます。
また、今の住まいの間取りについて「もっとこうだったら」と感じる点がある方は29.5%でした。魅力を感じる動線の工夫では「家事ラク動線」、時短・ラクになる工夫では「収納の多さ・使いやすさ」がそれぞれ最多となっています。
料理や洗濯、掃除といった家事の流れを一つひとつたどりながら、無理なく動ける動線や使いやすい収納をあらかじめ考えておく。その積み重ねが、住み始めてからの「こうしておけばよかった」を減らし、長く心地よく暮らせる家づくりへとつながっていきます。
富山の注文住宅『クオレ・ホーム』では、料理・洗濯・片付けをスムーズにつなぐ「家事ラク動線」や、暮らしにゆとりを生む収納計画を大切にしながら、ご家族一人ひとりの毎日の動きに寄り添った間取りをご提案しています。
富山で注文住宅をお考えのお客様のために、家づくりの一連の流れを透明化し、疑問ゼロの家づくりを目指します。住み始めてからも心地よく暮らせる住まいをつくりたい方は、ぜひクオレ・ホームにご相談ください。
<記事等でのご利用にあたって>
● 引用元が「株式会社NEXER Groupとクオレ・ホーム株式会社による調査」である旨の記載
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